*VC++ Express EditionでWin32Apのコンパイル [#g94497c8] #contents **概要 [#t4338371] Express Editionは、.NET Frameworkの勉強用という位置づけであるため、~ Win32Apのコンパイルが行えません。~ Visual Studioは高額であるため、無料のExpress Editionで~ ある程度の開発を行えるようにするため、ここではWin32Apのコンパイルを~ 行えるようにする手順を示します。 **手順についての注意 [#ydde60fa] -PlatformSDKが事前にインストールされている場合は、VC++ Express のインストール時に自動的に Win32 アプリケーションを作成するためのテンプレートが組み込まれますが、後から Platform SDK をインストールする場合を想定した手順となります。 **手順 [#bffc37d0] +Visual C++ Express Edition をインストールします +[[Microsoft Platform SDK>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=EBA0128F-A770-45F1-86F3-7AB010B398A3&displaylang=en]] をインストールします --ダウンロードのリンクを記述していますが、URLはちょくちょく変わってしまうので、エラーとなった場合は検索して下さい --サイズがかなり大きいので、Webインストールもフルインストールも変わりません --フルインストール用のパッケージを落とし、保管しておくと良いでしょう +''オプション'' ダイアログ ボックスの ''プロジェクトとソリューション''セクションで ''Visual C++ フォルダ'' を以下のように更新します。 --Executable ファイル - 「C:\Program Files\Microsoft Platform SDK\Bin」 --Include ファイル - 「C:\Program Files\Microsoft Platform SDK\include」 --Library ファイル - 「C:\Program Files\Microsoft Platform SDK\lib」 +C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\VCProjectDefaultsにあるcorewin_express.vsprops ファイルを以下のように更新します。 AdditionalDependencies="kernel32.lib" を AdditionalDependencies="kernel32.lib user32.lib gdi32.lib winspool.lib comdlg32.lib advapi32.lib shell32.lib ole32.lib oleaut32.lib uuid.lib" と修正します。 +Win32 アプリケーション ウィザードで''Windows アプリケーション''を有効にするため、以下のようにして下さい。 --"%ProgramFiles%\Microsoft Visual Studio 8\VC\VCWizards\AppWiz\Generic\Application\html\1041\" フォルダにある AppSettings.htm ファイルをテキスト エディタで開きます --441 行目から 444 行目の先頭に // を追加してコメント アウトしてください。 // WIN_APP.disabled = true; // WIN_APP_LABEL.disabled = true; // DLL_APP.disabled = true; // DLL_APP_LABEL.disabled = true; 以上